爪の凸凹はタテとヨコでやはり原因が違います。
縦の凸凹は年齢とともにでてきたり、乾燥が原因ででたりします。
横の凸凹の場合は、貧血や血液の病気とか、糖尿病や亜鉛欠乏症といった可能性が挙げられます。爪の怪我や疾患や体のバランスが崩れたとき起きます。また、過度なダイエットや栄養が偏ったり、爪を挟んでしまった場合、そして甘皮の処理の際に爪をぐいぐいと押さえつけたりした場合も横の凸凹が出る可能性があります。
また、「爪母基床」という最初に爪が作られる部分に感染や病気、ケガといった異常状態が起こると、爪の形や厚みが変わってきます。爪の厚みは女性で約0.5mm、男性で、約0.6mmとなります。
あと、高熱、ひどい感染などは爪の成長を遅くします。
年齢を重ねると、顔にしわができたりするように、指にもシワができます。そして、そのシワによって爪に縦の凸凹ができることもあります。外からできる爪のケアとしては、シワの原因となる「水分量」を減らさない為にも、寝る前に爪が生えてくるところにオイルやクリームを塗りマッサージををすることをお勧めします。
内からのケアとしては爪以外でもよく言われることですが、ターンオーバーを活発にするためにも
◎睡眠をよくとる
◎適度な運動をする
◎無理なダイエットなどは避ける
◎栄養をとる(ビタミン、タンパク質など。大豆製品はおすすめです)
などに気を配ってみてください。
あと、年とともに爪が固くなる方が多いのですが、爪を切る時に《真ん中からバチンと》切ってしまうと、二枚爪になったり爪にダメージを与えてしまいますので、できるだけ爪の端から切っていってください。
さらに、意外かもしれませんが爪には透過性があり、皮膚より簡単に水分を通します。(マニキュアをつけたときヒヤッとした経験ありませんか?)
乾いて硬いように見えますが、10~30%水分を含んでいます。水分含有量は爪の弾力性に関係します。水分量が少なくなると爪はもろくなります。爪にマニキュアを塗ると、爪からの水分蒸発を防げますよ。
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